Thursday, July 28, 2005

Vody bought GUILD

ブロトモfrannyさん
が晴れてギターを御購入され、刺激されたのでもう一度以前に記載したギター購入日記を乗せることとしました。リマスタリング版です。ちょこちょこ変えてるけれど、まーわからんよ、シロウトには!
購入時期は2005年7月。本当にわくわくした一日だった。
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ついに、念願のギターを購入したんです。 購入までの経緯をご説明いたしましょう。

いままで約3年くらいイバニーズ AF-75という激安ギター(36000円也)を使用しておりました。新所沢の島村楽器で、サブロクという格安値段にもかかわらず、店員に値引き交渉をしたことを思い出す。標準でギターケースが付いていたので、「要らないから安くせぃ!」というこちらの言い分にも耳を傾けずに、結局まけてくれなかった。ケチッ!!
しかし、そもそも、ワンピックアップのギターがほしかったけれど、Gibson ES-175は高いし、みんな持ってるし…で、これといって惚れ込むギターもないまま、こつこつギター貯金をしておりました。 「いつかは買ってやる」 と思い、とりあえず気分だけでも…ということで、AF-75のリアのピックアップを取ってしまいました。しかし、そいつはどうやらJazzでは御法度だったようで、「なんではずした?」などと強く言われる事が多かったです。 その度、「お金無いんで売っちゃいました」などと答え、なんとかして聴いた人にご飯をおごってもらおうとしておりました。

さて、購入にさしあたってまずは宮之上先生 に相談を致しました。
『欲しいギターがあるのです。そいつは、楽器店で見かけたJazz Guitar Designs modern master
です。買うには素人なのですが、抱いた感じすごくしっくりくるんです。そんな「感じ」だけでギターを購入してもいいのですか?』 など、伺ったところ、一緒にギターを見に行こう、との御回答をいただきました。 いざ、渋谷ウォーキンへ。

待ち合わせの時間になってもお店に師匠はこなかったので、しばらく待っていると、店内に電話が鳴りました。

「ありがとうございます、ウォーキンです。はい、おせわになっています。・・・えっ?・・・vodyさん?」
おぉ、先生、わざわざ遅れる旨の電話をお店にまで掛けてきてくだすって。おかげで店長さんが「道場に通われているのですか?」と、話かけて下さって和やかなムードになりました。 しばらく待つ事20分。ランドセルの様にギターをしょった先生登場。
「今夜は渋谷ベイビートーク でライヴがあるんだ」 そういうと、こっそりボクに耳打ち。
「ところで予算は幾らくらいかい?」
  「サンマルです。」
「んー、ギター買うにはちょっと中途半端なんだよなぁ」
  「そうなんすか?」
「ちょうど30くらいからいいモノが出始める境なんだよ。」
  「へぇ~」
やっぱりお買い物はプロと行くもんですね。

さて、欲しかったJazz Guitar Designs modern masterを手に取り試奏を開始。色は黒だったが、微妙に透けていて木の模様がうっすら見える、近未来的なカラーリングだ。先生も見ている手前、なんだか緊張。しかも、ここんとこの練習不足で、テキトーなフレーズしか弾けず。曲なんてイケルわけがない。だとすると、ギターがまるで鳴らない。それに気づいたのは先生に弾いて頂いてからだ。やっぱり何を持っても音に潤いがある。

「そうだねー。これはちっとやわらかい音だね。そして、ボディーも少し小さいから、弾きやすいかな?」
すると、店長さん、 「こんなのもあるんですけど、ちょっと比較対象ということで弾いてみませんか?」

GUILD Artist Award model

ギター

…と、お店の奥から持ってきた。

「ギルドぉ??知らん。」

実はヴォク、そのメーカーにあんまりどころか全く興味なくて、ほとんど初めて知ったようなもんでした。ギターっつったら、ギブソンか、イバニーズ、フェンダーだろ、あとはマーティン?と、知識がまるでなかった。 ガイジンっつったらマイケルジャクソンだベ?的な発想。
というのも、もともとこのギターはピックアップの形がださく(ユーザーさん、ごめん)、音も鼻づまりなような感じがして、気に入らなかったのです。ところがこいつは意外なシロモンでした。

ピックアップの形が違うんス。



ギター3


「見た事あるけど・・・ん?・・・改造してます??」

「そうなんです。もともとこいつはネックにくっついていて


(もともとこんな感じ)

ボディーからは浮いているんすが、前のオーナーが気に入らなかったのか、ボディーに穴をあけて、ギブソンの純正を埋め込んだんですよ。」

おぉ、そいつはすごい。だからピックアップのところ、傷が多いんだな?

先生曰く、 「昔、ボクがやろうといていたことだ。というのも、ギターはいいんだけど、ピックアップの音が気に入らなかったんだ。だから、こういう形にしようかと思ったんだけど、ほかのギター作っちゃったから、やめた。」

このアルバムはそれでレコーディングしている。



それなら惹かれないわけがない。

「音」というものは好みだ。好き嫌いがはっきりする。特にギターのような生音の楽器は特にそうだと思う。だから、いくら引き心地が良くても、アンプとの相性や、ピックアップの性能などで、気分が狂わされてしまうことも、よくあると思うし、少しだけヴォクにもわかる。早速弾いてみる。

おぉ、さっきのと音の鳴り方が全然違う。 なんていうかな、弦をちゃんとひっぱっている感じがする。だから音をむしり取っているってかんじ。そんでもって低音がずっしりいている。

「あたりまえじゃん、さっきのより箱でかいじゃん」

っがーん。低音ってそうやって響かせるのか。だから、ウッドベースはでかいのか。 そんなあらたなる発見もありながら(…まぁ、知ってたけど?!)、着々と試奏はつづく。

師匠弾きたくなる。ドーゾ。

くはっ。音の鳴り方がまるで違う。でも、そうやってギターの特性を充分に生かしてくれているからどこがどう違うのか、うまく表現できないけれど、なんとなくわかる!! ブルース、Fly me to the moonなどなど、スタンダードのオンパレード。いきなりオクターブ奏法で、がらっと空気を変える→鳥肌が立つ。

気に入っているところ。ピックガードにボリュームが付いている。しかもTONE無し!!

ギター4
シンプルでよい!・・・だけではない。
先生の得意技バイオリン奏法 (ギター奏法 6)がデキルンダー。

「これもできるじゃん」

さっそく師匠ご披露してくださる。あぁ・・・・師匠・・・・溶けますぅ・・・。
音源は「Live At The Kitty Kitty Brown」 の4曲目、When a Man Loves a Womanのエンディングを参考にしてください。

さらに気に入っているところは・・・



ブリッジが黒壇なのです。すると、余分な振動がボディーに伝わらず、やさしい、やわらかい音色がかもし出されるのです。できるなら、テールピースも黒壇であるとうれしかったけれど、そこまでは贅沢。

ペグの形が気に入った。 Grover Imperial Newって言うのかな?

ギター2

気に入らないところもあります。そいつはストラップをかけるところがボデーについてるってこと。

キニイラナイ

師匠やWesはネックにストラップをかけているんです。だから、ヴォクもそれにしたい。だから、不要。だから、キニイラナイ。って思ったけれど、先生曰く、ネックにストラップをかけると音がすぐずれちゃう。ちょっと試したけれど、立って弾くには向いてないな。座って弾く分には良いかもしれない。

さて、値段交渉をし、無事に買い上げましたとさ。その間、先生は関西方面からギター購入を目的でやってきた青年と会話をしている。しかも、その青年、試奏をしていたのだが、うまい!先生も褒める!!

ルンルンで店を出て、一路「渋谷ベイビー・トーク」へ。
彼女と待ち合わせ、先生に友人を紹介し、しばし、談笑@マクドナルド。先生、マックなんぞにつき合わせてしまい申し訳ありません。おごりますから勘弁してください。(アイスティー¥200)

そして、19:30スタートの師匠のライブに同行。

「1stステージさ、そのギター貸してよ。」
  「えっ?いいんすか?」
「もちろんだよ、弾かせて欲しいよ」

先生・・・、あなたはどこまで素晴らしいお方なのですか。ヴォクは勝手にですが、一流ミュージシャンたるもの、他人の楽器で弾くことはナイ!なんて、思い込んでいました。でも、弾いている姿から、「この人は本当に音楽が、Jazzが好きなんだなー」って思ったのです。先生、一生付いていきまつっっっっ!!
共演の伊原 康二 氏。ハモンドB-3を演奏する。生でオルガン演奏を見たのは、htp://www.motionblue.co.jp/schedule/2003/04/0331.htmlでの小曽根さんのハモンド以来だ。あの時は小曽根さんの真後ろに着席して手の動き、足の動きなど、微細な動作をじっくり観察させてもらった。闇夜に浮かぶベイブリッジを見ながら、聞いた記憶がある。伊原氏の演奏もよかった。大柄な男性で、ミュージシャン??っという、第一印象だったが、先生との演奏を楽しんでいる光景を目に出来た。演奏後の伊原さん、若い娘のグループにすかさずチカヅク・・・。おぉ、ちぇっくはえー。

曲目は全てスタンダード。
I'll close my eyes
Do you know what it means to miss New Orleans
んー、後は忘れちゃった。 印象に残ったのは、先生が先生のライブでは絶対に弾かないような曲が多かったこと。大学生のジャズ研や、ジャズ好きのおっちゃんたちが、楽器を習い始めに弾きそうな曲が多かった。かつて、ギターを習っていたところで、課題曲だったものが数曲あって懐かしく感じた。でも、なに弾いても、先生は素晴らしい。なんどもスウィングさせられた。

さて、ギターの音。言葉では表現しにくい。でも、あたりまえだけど明らかにヴォクのギターと先生のギターでは音が違う。フルアコ独特の音であることは間違いないが、微妙な音質の違いを感じた。たぶん、ヴォクのレベルでは出せない音。先生だからこそ、極限までギターの持つ独特の性能を引き出してくれた。
先生、ありがとうございました。 今度は、メキメキ上手くなって、演奏で感謝を示す必要がありますね。 期待していてください。(ヤバッ)

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